主婦もFX利益の確定申告は必要?不要な人や効果的な節税対策を解説

主婦もFX利益の確定申告は必要?不要な人や効果的な節税対策を解説

FXはスマホで簡単に取引できることから始める人が増えており、コツを掴めば少額の資産でも、主婦でも比較的簡単に利益を得られます。

しかし、

「やっとFXで利益が発生したけど、そのまま放置していていいの?」

「主婦でもFX利益は確定申告が必要?」

などの心配がある主婦も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、主婦もFX利益の確定申告は必要なのか、不要な人や効果的な節税対策について解説します。

この記事を読むことで、主婦でFX利益が発生した場合でも、スムーズに確定申告を進められます。

利益の確定申告は非常に重要なポイントとなるため、必ず確認しておいてください

 

この記事でわかること
  • 主婦の中でも確定申告が「必要な人」と「不要な人」がいる
  • FX利益は主婦でもすぐに節税対策ができる
  • FX利益の確定申告に必要な書類は2つだけ
  • 主婦に1番おすすめのFX会社は「DMM FX」

 

主婦もFXで稼げるの?おすすめの理由やFX会社3選を解説

 

主婦もFX利益の確定申告は必要?

主婦もFX利益の確定申告は必要?

主婦でFX利益が発生した場合、必要な人と不要な人が存在します。主に発生した利益の金額や世帯収入によって、確定申告の有無は異なります。

また、主婦でFXを行なっている場合、年間所得の合計金額が重要です。

ここでは、主婦でFX利益が発生した場合に、確定申告が必要な人と不要な人について解説するため、取引を始める前に必ず確認しておきましょう。

主婦もFXで稼げるの?おすすめの理由やFX会社3選を解説

主婦でFX利益の確定申告が必要な人

FXでの所得が38万円を超えると、確定申告を行う必要があります。

給与所得が発生していない主婦で「年間48万円」の所得が発生している場合は、扶養家族から外れて配偶者控除を受けられなくなります。

令和元年以前は38万円で設定されていましたが、令和2年以降は48万円がボーダーラインとなるため、間違えないよう注意しましょう。

 

また、パートで働きながらFX取引で利益が発生した場合、年間所得が「103万円」以上になると働いていても確定申告が必要です。

しかし、以下条件を満たすことで配偶者特別控除が利用でき、世帯の所得に合わせて一定金額の控除が受けられます。

  • 納税者の合計年間所得が1,000万円以下であること
  • 青色・白色申告の事業専従者でないこと
  • 配偶者配偶者特別控除を利用していないこと
  • 源泉控除対象配偶者の居住者として源泉徴収されていないこと
  • 扶養親族等申告書に源泉控除対象配偶者がある居住者として源泉徴収されていないこと

自身のFX利益だけではなく世帯所得を把握することで、確定申告が必要になるか確認できます。

年間48万円以上の利益が発生している場合は、基本的に確定申告が必要と覚えておきましょう。

主婦でFX利益の確定申告が不要な人

主婦でFX利益の確定申告が不要な人

専業主婦などの給与所得が発生していない場合、FX所得が「年間38万円以下」であれば確定申告は不要です。

配偶者として扶養に入っている場合、専業主婦は年間38万円の配偶者控除を受けられます。

しかし、FXで年間33万円以上の利益が発生している場合は、住民税の申告が必要です。38万円以下でも別途申告手続きが必要となるため注意しましょう。

年間38万円以下は確定申告不要。ただし、33万円以上は住民税の申告が必要と覚えておきましょう!

主婦がFX利益の確定申告で節税する方法

主婦がFX利益の確定申告で節税する方法

FX利益が38万円の場合は主婦でも確定申告が必要です。

ただし、各種節税対策を実施することで、支払う所得税額を抑えられます。主婦がFX利益の確定申告で節税する方法は、以下の3つです。

確定申告で節税する方法
  • FXに必要な経費を差し引く
  • 損益通算する
  • 繰越控除を利用する

それぞれの節税方法を下記にて解説していきます。

FXに必要な経費を差し引く

FXで得た利益を全て所得として申告する必要はありません。FX利益を得るために使用した費用は、経費として計上できます。

そのため、実際には「売上 – 経費 =利益」として計算されるため、確定申告時に経費を計上することで、所得税の金額を減らせます。

以下のような費用は、FXで利益を得るための経費として計上が可能です。

  • FX取引時に発生した各種手数料
  • FX取引を実施するために購入した書籍・新聞・情報コンテンツ
  • 市場分析のために参加したセミナー
  • FX取引を円滑に進めるためのインターネット通信費

これら以外にも「FX取引のために使用した費用」は、経費として計上できる可能性が高いです。

FX取引にかかった費用を経費として計上して、積極的に節税対策を行いましょう。

費用の中にが経費として計上できないことがあるため、不安な場合は税理士などに問い合わせてみましょう!

損益通算する

損益通算する

複数のFX会社で取引を実施していた場合、それぞれの損益を合算して計算する「損益通算」が可能です。

損益通算とは、市場デリバティブ取引等と店頭デリバティブ取引の利益と損失を合算して計算する方法です。

例えば、DMM FXの利益が40万、外為どっとコムで損失が20万円発生した場合、損益通算することで最終利益を20万円として計上できます。

本来は、DMM FXの40万円をそのまま所得として申告する必要があるため、20万円も節税が可能です。

しかし、投資信託や上場株式はFX利益と損益通算できないため、あらかじめ注意しましょう。

2社以上のFX会社を利用している場合は、損益通算して節税しましょう!

繰越控除を利用する

FX取引で損失が発生した場合、来年度から3年間は繰越控除が利用できます。繰越控除とは、利益が発生した年度から、過去の損失を相殺することで納税額を抑える方法です。

例えば、FX取引1年目に30万円の損失が発生したものの、2年目は10万円、3年目は20万円の利益が発生した婆い、3年間で利益を0円に抑えられます。

しかし、繰越控除は継続的に確定申告する必要があります。

損失が発生したことで確定申告を行なっていない場合は、マイナス分を相殺できないため、必ず毎年実施しておきましょう。

損失が発生した年でも必ず確定申告は行いましょう!

主婦がFX利益の確定申告で必要な書類

主婦がFX利益の確定申告で必要な書類

続いては、主婦がFX利益の確定申告で必要な書類について解説します。具体的に確定申告で必要な書類は、以下の通りです。

FX利益の確定申告に必要な書類
  • 必要書類は4点
  • 申告書提出時に必要な添付書類は2点

それぞれについて詳しく解説します。

必要書類

主婦がFX利益の確定申告に必要な書類は、以下の通りです。

  • 申告書B(第一表、第二表)
  • 申告書第三表(分離課税用)
  • 先物取引に係る雑所得等の金額の計算明細書
  • 所得税の確定申告書付表 

FXで発生した利益は雑所得となるため、確定申告では「申告分離課税制度」が適用されます。上記書類4点を用意することで、過不足なく確定申告が可能です。

また、前年以降に確定申告でマイナスを計上している場合は、所得税の確定申告書付表を要すると繰越控除制度を活用できます。

添付書類

添付書類

確定申告は必要書類を提出するだけではありません。以下2つの添付書類の提出も求められます。

  • 年間取引報告書(年間損益報告書)
  • 給与所得の源泉徴収票

年間取引報告書は、取引を実施したFX会社の公式HPから取得できます。

源泉徴収に関しては給与所得が発生している場合に必要となるため、専業主婦でFX利益を確定申告する人は不要です。

専業主婦でも年間取引報告種の提出は必要ですので、事前にダウンロードしておきましょう!

主婦がFX利益を確定申告する際の注意点

主婦がFX利益を確定申告する際の注意点

主婦がFX利益を確定申告する際は、下記3つに注意しましょう。

FX利益を確定申告する際の注意点
  • 必ず申告期限内に対応が必要
  • 各種領収書は取っておく
  • 節税対策や控除は事前に把握しておく

それぞれ順に解説していきます。

必ず申告期限内に対応が必要

確定申告が必要になる程度のFX利益を発生させた場合、必ず申告期限内に対応しましょう。基本的に毎年2月16日〜3月15日の間が、確定申告の期限になります。

申告期限内に対応しなければ、追加で税金を支払う「追徴課税」が発生しますので、期限内の対応が必要です。

また、税務署には始めて確定申告する人向けの相談窓口が存在します。確定申告について不明点がある場合、最寄りの税務署に相談してみると良いでしょう。

各種領収書は取っておく

各種領収書は取っておく

確定申告を実施する際は、経費を精算するために領収書が必要になります。FX関連で発生した各種領収書をとっておくことで、節税対策が可能です。

レシートを持って歩きたくない場合は、スマホで写真を撮るだけでも問題ありません。

後々レシートによる節税は大きくなりますので、必ず領収書をとっておきましょう。

FX取引以外の副業を検討している場合は、下記記事をぜひチェックしてみてください。

子育て中に始められる副業7選!続けるポイントや注意点を解説

節税対策や控除は事前に把握しておく

確定申告を実施する際は経費や各種控除など、節税対策できる内容はあらかじめ把握しておきましょう。

特に「使用した費用は、どこまで経費として計上できるのか」「主婦に適用される控除は何か」など、知っているだけでもお得な節税対策が複数あります。

また、細かい経費精算や適用できる控除がわからない場合は、税務署に相談してみると良いでしょう。

1年間の経費を計上するだけでも大きな節税対策となりますので、積極的に利用していきましょう。

主婦におすすめのFX会社3選

主婦におすすめのFX会社3選

FX取引に興味がある場合でも「どのFX会社を選べばいいかわからない」と悩んでいる方も多いでしょう。

主婦におすすめのFX会社は、以下の3つです。

主婦におすすめのFX会社3選
  • DMM FX
  • 外為どっとコム
  • GMOクリック証券

それぞれ順に解説していきます。

DMM FX

DMM FX
DMM FXのおすすめポイント
  • 累計口座開設数80万以上
  • スマホから最短1時間で取引を始められる
  • LINEからでも24時間サポートを提供
  • 最大20万円キャッシュバックキャンペーン実施中

DMM FXは累計口座開設数80万件の実績を誇る、人気FX会社です。

スマホから申し込みを行うことと、最短1時間で口座開設ができるため、始めるまでに待つ必要はありません。

また、DMM FXは充実したサポートも提供しており、電話やメールだけではなくLINEから問い合わせが可能です。

取引ツールのわかりやすさも定評があり、スマホからでも簡単に取引を始められます。

初めて申し込んだ場合「最大20万円」のキャッシュバックを獲得できますので、ぜひチェックしてみてください。
最小取引単位 10,000通貨
取引通貨数 21種類
スプレッド 0.2銭(米ドル/円)
0.5銭(ユーロ/円)
1.0銭(ポンド/円)
運営会社 株式会社DMM.com証券

外為どっとコム

外為どっとコム
外為どっとコムのおすすめポイント
  • 1,000通貨単位から取引可能
  • 主婦でも使いやすい取引ツールあり
  • 各種手数料は無料で取引できる

外為どっとコムは、1,000通貨から取引を始められるFX会社です。通貨単位が低いことから、FX取引が未経験の場合でも、お試し感覚で始められるでしょう。

また、口座維持費やクイック入金など、各種手数料は無料で取引が可能です。無駄なコストをが発生しない点は、外為どっとコムを利用するメリットと言えるしょう。

スマホやPCに特化した取引ツールも揃っているため、普段パソコンを触らない主婦でもスムーズに取引が可能です。

通貨ペアも30種類以上存在することから、メジャー・マイナー通貨で取引を始められます。
最小取引単位 1,000通貨
取引通貨数 30種類
スプレッド 0.2銭(米ドル/円)
0.5銭(ユーロ/円)
1.0銭(ポンド/円)
運営会社 株式会社外為どっとコム

GMOクリック証券

GMOクリック証券
GMOクリック証券のおすすめポイント
  • FX月間取引高世界No1
  • 業界最狭水準のスプレッドを提供
  • 24時間のサポート体制あり

GMOクリック証券は、9年連続月間FX取引高がNo. 1のFX会社です。

様々なFX会社が登場している中で、9年以上トップクラスの取引高があるのは、非常に質の高い会社と言えるでしょう。

また、スプレッドも業界最狭・取引手数料無料で取引を進められるため、低コストで利益を狙えます。

24時間サポートを受け付けているため、日中FX取引ができない主婦でも、安心してトレードできるでしょう。

スマホアプリも非常に使いやすいため、主婦の隙間時間で取引を始められますよ。
最小取引単位 10,000通貨
取引通貨数 20種類
スプレッド 0.2銭(米ドル/円)
0.5銭(ユーロ/円)
1.0銭(ポンド/円)
運営会社 GMOクリック証券株式会社

まとめ

まとめ

以上、主婦もFX利益の確定申告は必要なのか、不要な人や効果的な節税対策について解説しました。

FX利益による年間所得が48万円以下の主婦は、基本的に確定申告が不要です。

しかし、48万円以上の利益が発生している場合や他に収入があると、確定申告が必要になることがあります。

FXで発生した利益を確認しておくことで、主婦の方でも確定申告の有無を確認できるでしょう。

また、主婦の方でどのFX会社で取引を始めればいいかわからない場合、国内トップクラスの口座開設数を誇る「DMM FX」がおすすめです。

スマホからな最短1時間で取引を始められますので、下記からぜひ口座開設を初めてみてください。

 

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